社名 | 富士フイルムメディカル株式会社 |
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本社所在地 | 東京都港区西麻布2-26-30 富士フイルム西麻布ビル |
電話番号 | 03-6419-8000 |
代表者 | 代表取締役社長 平井 治郎 |
URL | http://fms.fujifilm.co.jp/ |
設立 | 1965年1月12日 |
資本金 | 12億円 |
従業員 | 1,499名(2011年4月1日現在) |
事業内容 |
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富士フィルムメディカルは、その名前の通り、富士フィルムのグループ企業です。なんでカメラの会社が、医療の分野に進出しているのかと疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、 富士フイルムメディカルは、富士フィルムがデジカメの分野で培った画像技術を活かして、デジタルX線画像診断システムを提供しています。
デジタルX線画像診断システムは、世界でもトップシェアを誇ります。また、富士フイルムメディカルは、デジタルマンモグラフィと言う独自の技術を開発しました。この技術は乳がん検査に非常に有効であり、 今まで見分けがつかなかった腫瘍の発見に役立てられています。最近では、デジタルマンモグラフィを利用した乳がん検査のテレビCMも頻繁に流れていますので、ご存知の方も多いのではないのでしょうか。
富士フイルムメディカルといえば、巨額の粉飾決算事件で揺れるオリンパスの提携先として名前が挙がった事が頭に残っています。残念ながら交渉成立には至りませんでしたが、 オリンパスの有する内視鏡技術と富士フイルムの有する画像技術が融合したとき、どんな画期的な製品が生まれるのか見てみたかった気がします。
富士フイルムメディカルは現在、「デジタルマンモグラフィ」や「地域医療連携システム」と言った、画像技術とIT技術を活かしたサービスを展開しています。 画像技術とIT技術という分野では、富士フイルムメディカルの右にでるものはいないのではないかと思います。富士フイルムがデジカメ分野で培った技術力がバックボーンにあるからこそ、 こうした事業が展開できるのでしょう。